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15min VS 90min

おはようございます。
6本芝居を観てきた坂口理恵です。

15分の短編演劇を6本。
「15 Minutes Made」in吉祥寺シアターです。
6団体が15分ずつ出しものをするわけです。
6作品が全然違うので笑ったり泣いたり大忙しでした。

いや~、元取った!
いや~、15分で芝居って出来るものなんですね。
作る側は大変だと思うけど。
15分で物語の設定を伝え、状況を伝え……。
それだけじゃなくて、笑わせたり、感動させたり。

15分に詰め込むのか?
15分しかないことを逆手に取るのか?
そもそも時間の使い方がそれぞれ違う。
だからアプローチの仕方が違う。
団体の個性が違う。
役者の個性が違う。
違う違うだらけだけど、エンターテイメントなのは一緒。
15分のエンターテイメント×6=超ゴキゲンでした!

演劇があって良かったです。
この世に演劇があって良かった。

自分はヤル側だから擁護するみたいになっちゃうけど。
自分自身、何度も何度も考えてきました。
演劇はあっても無くてもいいものじゃないですか。
だから無くてもいいんです。
無くて生きている人はいっぱいいる。

でも私には必要なんです。
私は芝居をしないと生きていけないし。
芝居を観ないと生きていけないんだなと……。
昨日は本当にそう思いました。

大人になったので悲しい時も泣かなくなりました。
苦しい時も頑張れる自分がいます。
泣きたい時に泣いてると前に進まないから。
メソメソしている自分がイヤだから。
感情を凍結して、平然と仕事したり人に接したり……。
随分と上手に笑えるようになったのです。
上手な大人になったのです。

じゃあ、いつ泣くのか?
私はどうやらエンタメを観た時のようです。
自分の代わりに、泣いたり笑ったりバカをやったり……。
そういう人がステージにいてくれると、安心して泣けるんです。
安心して感情が解放できるんです。
感情の垂れ流しです。
自分が頑張らなくていい場所が客席なんです。

感情を凍結するのに慣れてしまった大人。
そうすることで悲しいことも苦しいことも乗り越えて。
だから楽しい事に触れた時、一気に崩壊する。
「北風と太陽」のように。
旅人は冷たい北風にはコートの前をしっかり合わせて耐えられる。
でも暖かな日差しには、思わずコートを脱ぐのです。
いや~、脱がされましたわ。

救われました。
エンターテイメントってあたたかいです。
あ、暑い夏にこんなこと言われても……ですね。


次は私たちの番。
15分であんなに楽しいのだから90分は頑張らねば!
ARMsドラマリーディング『愛すべき娘たち』。
90分間たっぷり楽しんでもらいます。
あと1週間!
代官山で待ってます!


ショック。
コンビニの一角がもう「秋」に!?

KIMG0768.JPG

イモと栗だらけ。
……こんなに暑いのに、夏終わるのですね。
プチ淋しいのは私だけですか?



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